より賢く資金を増やすには、通貨の金利状況を見ながら、どの口座に資金を入れておくべきかよく考えないといけません。
例えば、今はニュージーランドドル(NZドル)の金利は先進国の通貨の中でももっとも高く、そのためNZドルで預金したい!という方も多いです。 でもここで気をつけなくてはいけないのは、「今現在の金利」ではなく、「今後の金利」です。 今預けたとしても、もし1ヵ月後にNZドルの金利が暴落すれば、利息はわずかなものとなります。 でもこの間に米ドル金利が一気に上がれば、結局は米ドルで預金してたほうが良かった・・ということになります。 ですから、金利がこれから上昇しそうな通貨は今預金すればお得といえますが、金利が下がりそうな通貨には注意しましょう。 ただし、定期預金については別です。 定期預金は、預金を組んだ時点の金利がずっと適用されるので、金利が上昇しそうなときに定期を組んでしまうと、上昇前の低い利息しかもらえない!ということになります。 逆に、金利が下がりそうなときにこそ定期預金を組むのにベストなタイミングだといえます。 また、定期預金は1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月など期間を設定しますが、この期間の設定も金利の動きを見ながら慎重に考える必要があります。 この設定期間内は解約すれば利息は激減しますから、気軽に解約はできせません。 ですから、もし金利がこれから下がりそうでも、その下落傾向があまり続かないかもしれない・・というように先行きが読みにくい場合には、12ヶ月などの長い期間組むのは慎重になるべきです。 いったんは下落しても、すぐまた上昇してしまえば指をくわえて金利が上がっていくのを見つめるだけ・・なんて悔しい思いをすることになります。 ところで、HSBCオフショア口座にはオンラインセイバー口座という、定期預金にも負けない高利息の口座がありますので、このように金利の動きに注目して使い分ければより賢く資金を増やすことができます。 スポンサーサイト
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